【大学受験】英語勉強法 完全ロードマップ

English TOEIC対策

この記事では次のような悩みに答えていきます。

  • 単語の次は長文に進んだらよいですか?
  • 文法を完璧にしてから長文でしょうか?
  • 結論、英語の勉強法がわかりません

受験勉強のために英語の勉強を本格的に始めようと思っても、どうやったらいいか分からない人が多いです。

結論から言うと、「英単語→英文法→英文解釈→長文読解」の順番に取り組めば確実に力を伸ばすことができます。

その過程で、英検にチャレンジしたり、リスニングやライティング、スピーキングを付け加えていきます。

では、具体的な解説をこの記事でしていきます。

記事の内容

  • 英語勉強法を知らないと損するミス3つ
  • 英語学習の3つのステップを紹介します

英語の勉強は、教材や勉強法ばかりに視線が向きがちですが、手順があります。家づくりに例えると、基礎を作って、柱を立てて、屋根を立てるというような順番です。適切な手順で英語を学ぶと伸びやすいですが、めちゃくちゃに勉強していると壁にぶつかったときに路頭に迷ってしまうことがあるので、ステップを意識するようにしましょう。

筆者情報

  • 英検1級取得
  • TOEIC最高スコア945点
  • 英語指導歴10年以上
  • これまで英語教材に莫大なお金と時間を注ぎ込んできました。その経験を基に、お話させていただきます

✔︎英語勉強法を知らないと損するミス3つ

まず、適切な英語勉強方法を知らないとおちいってしまう失敗例3つを、紹介させていただきます。

  1. お金と時間だけが浪費される
  2. 目標を見失う
  3. 簡単に成果が上がると勘違いしてしまう

1つずつ解説していきます。

その1:お金と時間だけが浪費される

目標達成に向かうためのロードマップが見えていないと、あれこれ教材に手を出しすぎてお金と時間だけが消えてしまいます。

受験勉強でも、資格勉強でも、意気込んでたくさん教材を買ったけど、ほとんど手をつけずに終わってしまったことは誰でも経験したことがあります。

英語学習には、力を付ける手順があり、【英単語→英文法→英文解釈→長文読解】の順序で取り組むと、無理なく英語力を伸ばすことが可能です。なので、今の自分の課題が英文法なのか、長文読解なのかなどを明確にしておく必要があります。

その2:目標を見失う

英語学習は、良くも悪くもやるべきことがたくさんおります。言い換えれば、方向性がたくさんあるとも言えます。

つまり、日常会話レベルの英会話能力を身につけてたい、大学受験の英文を読めるようになりたい、TOEICでスコアアップしたい、など様々です。

「英語ができるようになりたい」という気持ちは漠然と持っていますが、その方向性や目標を明らかにしておくことで効率よく勉強できたり、お金を節約しながら教材を買うことができます。

目標を明確にすことがとても大切です。

その3:簡単に成果が上がると勘違いしてしまう

英語学習で最もよくあるミスですが、ちょっと勉強すれば、すぐに英語を話せるようになったり、試験に合格したりできると勘違いしてしまうことです。このような考えに陥る原因も、ゴールまでのプロセスを知らないことにあります。

そもそも英語学習が実を結ぶのは時間が掛かるという姿勢が大切で、その上で適切な勉強法方法で、必要な量を努力しなければなりません。

✔︎英語学習の3ステップ紹介します

ステップ1: 英単語と英文法

まずは基礎学力である英単語と英文法。この点に関しては、誰もが疑いようはないはずです。ただ、どの程度までやれば良いかを理解していない場合が多いです。英単語と英文法は以下を目標にしましょう。

  • 英単語: 英語→日本語、日本語→英語を1秒以内に言えるようにする
  • 英文法: 問題集を解けること、1文レベルでの和文英作文

英単語の覚え方はご存知ですか?高校時代の私は、学校から単語帳を渡されただけで、授業中にそれを使ってトレーニングすることがなかったため、ひたすら黙読していました。

いまは日本中の有名先生・英語講師たちが書籍などを通して、英単語の覚え方を紹介してくれています。英単語の覚え方についてのリンクを貼りましたのでご覧ください。

ステップ2: 英文解釈

そもそも英文解釈という言葉を聞いたことはありますか?恥ずかしながら、私は社会人になるまで1度も聞いたことがありませんでした。さらに驚いたことに、現在の高校生も英文解釈を知らない人が大多数でした。

英文解釈とは、簡単に言うと、構文解釈のことです。中文演習とも言います。これをやるかどうかで長文演習をした際の伸びしろに直結します。逆に、英文解釈で手を抜いてしまうと、いくら長文演習を重ねたとしても、あまり身にならず成績も伸び悩んでしまいます。必ず英文解釈の時間は確保しましょう。

よくある間違い→英文解釈やらない

英文解釈をやらずに、単語と文法をやってからすぐに長文に進む人が沢山います。結論からいうと、伸び悩みます。大学受験、TOEIC、英検2級以上の英文は1文の質がもの凄く高いです。そのため、単語などの知識系をひと通り終えたあとは、1文を正確に理解するステップが必要です。それを知らずに、長文をやってしまうと伸び悩みます。

そもそも、1文を読めないのに長文を読めるはずがありません。そのため、英文解釈は必ずやる、というスタンスで学ぶことで確実に英語力が向上します。実例を述べると、英検1級を取得した現在の私でも、読み応えのある精読教材を使って勉強していますよ

ステップ3: 長文・自由英作文・リスニング

単語、文法、英文解釈までやってようやく英語力の基礎が完成です。ここでようやく長文、自由英作文、リスニングを通して多読多聴をします。高校生レベルだと、知識を忘れることがありますから、実践演習しながら、忘れた知識を復習するというサイクルを反復することで力をつけていくことができます。

注意点としては、多読多聴には終わりがないということです。「長文はどれくらい読めばいいですか?」というような質問をよく受けます。ズバリ答えは「無限♾」です。それでも目安を知っておきたいという人のために例を挙げるとしたら、大学受験を控えている高校3年生は1年間で300〜400本の長文は読みましょう。

ただ、学習で一番大切なことは「継続」なので、まずは、自分の無理のない範囲でたくさん読んだり聴いたりすることから始めましょう。現在取り組んでいる課題に慣れてきたら量を増やしていきます。

最終的に、英検1級合格、TOEIC満点、トップビジネスマンになりたいという目標を持つならば、世の中の知識人・エリートは、日々情報を目と耳で入手しているはずだ、と意識するとモチベーションが上がります。その仲間入りをするために、同じ習慣を身につけるように心掛けましょう。

✔︎まとめ:英語学習には順序があります

  1. 英単語、英文法
  2. 英文解釈
  3. 長文、自由英作文、リスニング

以上の学習手順に従うことで、力が付いていることを感じながら、勉強を進めていくことができます。

英単語、英文法、英文解釈までは、やるべきことの範囲が決まっています。英単語は、目標に合わせて、4500語、7000語、10,000語のように数値目標があります。英文法と英文解釈も、日本人が間違えるポイントが体系化されています

ここまで終わらせてしまえば、英語力の基礎は完成です。あとは、文章を読んだり、聴いたり、書いたり、話したりして総合的な英語力を伸ばせる段階に移行していきます。

自信がついてきたら、英検やTOEICなどの検定に挑戦しながら実力とモチベーションも高めていきましょう。

✔︎補足:英文法はスタディサプリがおすすめ



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自学自習できる人も勿論います。しかし、プロに教えてもらった方が最短ルートを辿れるのは事実。これまで説明してきた参考書をやるだけでも合格点に到達できますが、リアルな授業のお陰で、目で見て耳で聴き、英語を理解することができます。

紙の参考書を見るだけではどうしても見逃してしまうポイントがあります。映像授業とセットで学ぶことで、より分厚い英語力を習得出来ること間違いなしです。

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私自身は、スタサプのTOEIC講座を受講して、念願の900点を突破できました。やはり、プロ目線を知ることができるのはスコアアップに直結します。
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