【龍谷大学】英語対策&合格への参考書ルート【高得点勝負です】
次のような悩みに答えます。
龍谷大学を受験予定です。関西の大学に進学したいと考えており、龍谷大学も受験する大学の1つです。しかし、英語が不安なので、どのような対策をすればいいか知りたいです。また、合格点圏内に入るための参考書なども教えていただけると助かります。よろしくお願いします。
この記事は、龍谷大学の英語対策を解説していきます。
龍谷大学は、関西私立大学の総合大学です。それゆえに、学部がたくさんあり、多様な学生の交流があります。また、仏教系の大学であるため、英語だけでなく、宗教の科目も必修であることが特徴的です。さらには、国際色豊かであり、国際学部には、半年以上の留学・TOEIC730点以上が卒業条件になっている学科もあります。
結論から言えば、英語は高得点勝負です。具体的には、70%の正答率は最低でも欲しいです。学部によっては、80%近い得点が必要なところもあります。
いずれにせよ、龍谷大学の英語で高得点を取れるように解説、参考書を紹介していきます。では、始めます。
記事の信頼性

- 英検1級英語教師
- TOEIC900オーバー英語教師
- 英語指導歴10年以上
- ひまがあれば過去問解いています
記事の内容
- 龍谷大学【英語概要】
- 大問別対策
- 合格への参考書ルート
- まとめ:高得点勝負!【最低でも70%は欲しい】
✔︎龍谷大学【英語概要】

まずは、龍谷大学英語の概要を説明していきます。
- 試験時間:70分
- 大問:4題
- 大問1:長文読解
- 大問2:長文読解
- 大問3:会話文(文挿入)
- 大問4:整序
龍谷大学の英語は、長文読解がメインです。最初に長文が2題あり、その後、会話文、整序問題が続きます。文法4択は出題されません。
長文読解に関しては、最初が700語レベル、次が500語レベルとなっています。傾向は同じです。後ほど詳しく解説します。
制限時間70分は、十分な時間であるといえます。全体的に引っ掛けがほとんどなく、知識さえあればサクサク進められます。
ということは、全ての受験生にとって簡単であることを意味します。それゆえに高得点勝負になります。最低でも70%の正答率、確実に合格するためには80%は必要です。
✔︎大問別対策

それでは、大問別に対策を解説していきます。
大問1・2:長文読解
最初の長文が700語、次が500語レベルです。傾向はほとんど同じです。基本的には、①段落毎の内容一致。それに加えて、最初の長文では、②全体のTF問題、③タイトル問題があります。
①段落毎の内容一致に関しては、順番に解いていけますので、リラックスして問題に臨めます。段落毎の大意が問われることがほとんどです。それゆえに、【一部・全体】の区別ができる必要ありです。(全体とは大意のこと、一部とは大意の具体例の1つのこと)
②全体のTFは最初の長文の最後から2番目の設問です。「最後の最後で全体を振り返るのは辛い、、、」と感じますが、安心してください。選択肢が楽です。しっかり理解しながら読んできた人であれば、すぐに答えが分かる選択肢になっています。焦らずに丁寧に読んでいきましょう。
③タイトル問題も引っ掛けはなく、正確な読解ができている人にとってはイージー問題です。特別な対策は不要です。
以上、長文読解は引っ掛けが少なく高得点を狙いやすいです。差がつくとしたら、【普段の読書量・演習量】です。読むのに体力がいるので、中途半端な演習をしてきた人は篩にかけられます。関関同立を合格できる人にとっては、非常に楽に感じるテストです。70%以上の正答率を目標にしましょう。
大問3:会話文(文挿入)
A:短めの会話文、B:少し長めの会話文、2種類の会話文の文挿入問題です。それぞれ攻略法が異なるので深掘りしていきます。
Aの方は、読解力勝負です。レベルは英検準2級程度です。ここでは落としたくないので、全問正解を狙っていきましょう。
Bはテクニックがいります。具体的には、【問題先読み】【代名詞・指示語に注目】することです。問題先読みをして、会話文のイメージを掴みます。また、選択肢は長くないため、出来るだけ暗記しておくことで解くスピードが上がります。あとは、代名詞・指示詞の内容を明らかにしながらミスなく解くことです。B問題はテクニックがいるものの、引っ掛けは全くありません。読解力メインなので、できれば満点を取りたいです。
大問4:整序問題
ラストはオーソドックスな整序問題です。必要とされるのは、どの問題集にも掲載されているような基本的な文法・構文知識です。知識量と演習量が全てです。問題集を何周もこなすことが上達の近道です。
✔︎合格への参考書ルート

では、龍谷大学(全学部)英語で合格点を取るための参考書を紹介していきます。映像授業、英単語、英文解釈、長文読解に分けて紹介していきます。
映像授業:スタディサプリ【無料あり】
授業動画配信サービスを提供しているスタディサプリで龍谷大学対策をすることができます。こちらが授業内容の一部です。
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授業内容としては、「読み方」「解き方」の両方を知ることができます。英語教師の私自身が勉強になるほど、ほとんど学校の授業では聞いたことがない読解テクニックを学ぶことができました。
「学校だと予備校ほどのテクニックを教えてくれない」「予備校は値段が高いし、いちいち通うのも面倒臭い」という人にはオススメのサービスです。時間とお金を節約できます。
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英単語:Stock4500
この単語帳1冊で、龍谷大学の英文に対応できまさ。スタディサプリ講師である関正生先生が著者なので、自信を持ってオススメできます。
「単語帳なんてどれも同じでしょ?」と思う人もいるでしょうが、これは違います。従来の単語帳と一線を画す点は、「記憶ブースター」です。これは、単語1つ1つに覚えやすいコメントが記載されていて、単純な丸暗記をさせない工夫があります。関先生のモットーでもある「脱丸暗記」を体現した1冊です。
正直、英語教師の私が読んでも知的好奇心を刺激されるし、何より暗記することが楽しくなります。大学受験を考えても、これ一冊で単語帳は十分です。
英文解釈:読解のための英文法
龍谷大学は複雑な構文が無いので、英文解釈は基礎・標準レベルまでやっておけば大丈夫です。
この本1冊で、英文解釈の基礎〜標準までは網羅できます。これを終えた後に、長文読解や過去問演習に進むことで、確実に読解力を伸ばせます。英文解釈をやらずに、長文が伸びることは決してありませんので、最低1冊は解釈本をやりましょう。
また、英文解釈は整序問題にも効いてきます。整序の攻略手順としては、【文法問題集→英文解釈】です。龍谷大学は長文読解メインなので、整序問題は過去問演習中心で大丈夫です。
長文読解:the rules 1,2
スタディサプリの関正生先生の新しい長文問題集です。この本は4冊シリーズになっていますが、龍谷大学は、1と2をやりましょう。
従来の長文問題集は、解いて丸つけして終了でしてが、この本では、普遍的な読解ルールを学べます。この読解ルートを明確にした初めての問題集です。それゆえに、初見の文章を読んだときにも、全ての英文に共通した読み方を学んでいるため、焦らずに読解できるようになります。
「英文解釈やったけど、うまく長文読めない、、、」「答えは合っているけど、しっくりこないなぁ、、、」と悩んでいる人が、自信を持って解答できるようになる本です。控えめに言って、この本は、長文読解問題集の「革命」です。
✔︎まとめ:高得点勝負!【最低でも70%は欲しい】

以上、龍谷大学の英語対策を解説してきました。合格に必要な参考書ルートも併せて参考にしてください。(記事ラストでリストで再掲しています。)
復習ですが、龍谷大学は高得点勝負です。多くの学部で合格最低点が得点率70%前後です。ゆえに、80%に到達できれば合格がかなり近くなります。
「8割なんてキツい」と思うかもしれません。ですが、受験生はみんな同じ気持ちです。試験本番直前の12月くらいからグッと伸びてきます。それまでは自分の成長を信じてやり抜くしかできません。これまで多くの受験生を送り出しましたが、全員同じです。ありきたりの言葉ですが、最後まで諦めない以外に選択肢はありません。
自分の努力を信じて頑張ってください。
このサイトで紹介した参考書リスト