【明治学院大学】英語対策&合格への参考書ルート【記述で差がつきます】
次のような悩みに答えます。
明治学院大学を受験予定です。しかし、英語がとても不安です。長文読解は得意ですが、要約問題と自由英作文が心配です。記述問題が得意ではありません。具体的な対策や勉強法があれば教えてほしいです。また、「これだけやっておけば大丈夫」というような参考書があれば知りたいです。よろしくお願いします😭
この記事は、明治学院大学の英語対策と合格に必要なおすすめ参考書を紹介していきます。
まず、明治学院大学は非常に人気があります。学校が綺麗で気品が高いということ。多くの生徒は、1、2年次を横浜で、3、4年次を白金で生活することになります。また、キリスト教の学校であるため、綺麗なチャペルがあり、貴重な経験ができます。他にも、スポーツ施設が校内で充実していたり、個別指導が手厚かったり、学生にとって魅力がたくさんあります。
明治学院大学の英語に関しては、要約問題と自由英作文で差がつきます。長文読解はマークシートですが、要約・英作文は記述式であり、実力が如実に反映されます。その辺の対策を充実させながら解説していきますね。
記事の信頼性

- 英検1級英語教師
- TOEIC900オーバー英語教師
- 英語指導歴10年以上
- ひまがあれば過去問解いています
記事の内容
- 明治学院大学【英語概要】
- 大問別対策
- 合格への参考書ルート
- まとめ:要約と自由英作文を極めよ
✔︎明治学院大学【英語概要】

まずは試験概要を確認していきます。
- 試験時間:70分
- 大問:4題
- 大問1:長文読解
- 大問2:会話文読解
- 大問3:要約問題
- 大問4:自由英作文
この記事では、全学部試験を参考にしていますが、個別試験であっても、英語の傾向はほとんど同じですので、ご安心ください。
試験時間は70分で、大問が4題あります。時間制約は適切な長さだと思います。余裕があるわけでも、全くないわけでもないです。
全体的には英検2級レベルの英語力が目安となります。(私の教え子で合格した子たちも英検2級を取得した子がほとんどでした。)
✔︎大問別対策

それでは、大問別に対策を解説していきます。
大問1:長文読解
500〜700語の文章に慣れておきましょう。設問の傾向としては、段落毎の問題になっているため、順番に解いていくことができます。主には、段落の内容一致問題なので、1段落読んで、1問解いてのリズムで取り組めます。難しくはありませんが、照合作業を怠らないように気をつけましょう。
最後の1問は要旨問題になっています。要旨問題の思考法としては、【文章のまとめなのか、それとも、一部分のことなのか】を判断できるようにしてください。基本的には、文章を正確に理解できていれば、難無く解けます。
全体的には、引っ掛けの選択肢はありません。1つ1つ油断せずに、満点を狙っていきましょう。
大問2:会話文読解
大問2の会話文は読解メインの問題です。基本的には、大問1と同様に、順番に解いていけます。しかし、最初の問題(a)にいきなり要旨問題が来ることもあります。その場合には、(a)を後回しにして最後に取り組みましょう。
文章を読む前に、問題先読みをしておくと対処できます。先読みをする際に、どの順番で問題を解いていくべきかを考えてください。
大問3:要旨問題
ここからが差が出るポイントです。
>>要約対策はこちらもご覧ください:要約対策ロードマップ
明治学院の要約問題は、300語前後の文章を日本語で要約します。その日本語も150〜180字と長めです。さらに、「〜の2点を必ず含めること」といった制約があります。書くべき項目を見逃さないようにしましょう。
明治学院の要約は、【該当箇所を和訳する】ことで攻略できます。具体的には、「〜の点を含めること」に該当する部分を発見して、それを自然な日本語に訳すだけです。
要約と言うと、日本語でまとめる作業が注目されますが、そこではないんですね。実は、多くの受験生は、【読解できていない】ことを弱点としています。つまり、読解力を上げることで要約を攻略できます。なので、まず第一にすべきことな、長文読解力を伸ばすことです。読解対策がそのまま要約対策になります。
大問4:自由英作文
お題について100〜150語でまとめる問題です。英検2級と同じ型が使えますので、英検2級のライティング対策ができていれば問題無しです。
>>自由英作文対策はこちら:英検2級ライティング対策ロードマップ
文章の型は次の通り。
- 主張
- 理由①+具体例
- 理由②+具体例
- 結論
あとは、【和文英訳を正確にできること】が減点されない上で大切です。
①【型通りに書けているか】、②【英文に文法ミスがないか】、この2点に注意してください。
✔︎合格への参考書ルート

では、明治学院大学(全学部)英語で合格点を取るための参考書を紹介していきます。映像授業、英単語、英文解釈、長文読解に分けて紹介していきます。
映像授業:スタディサプリ【無料あり】
授業動画配信サービスを提供しているスタディサプリで明治学院大学対策をすることができます。おすすめの授業は、【要約問題対策】【自由英作文対策】のある講座です。(学校の授業ではなかなか教えてもらう機会がないですよね、、、)
スタディサプリは、「学校だと予備校ほどのテクニックを教えてくれない」「予備校は値段が高いし、いちいち通うのも面倒臭い」という人にはオススメのサービスです。時間とお金を節約できます。
14日間無料体験がありますので、ひとまず無料期間に授業をひと通り視聴するのがオススメ。
「予備校の授業がどんな感じか気になる」「受験のプロの視点を知りたい」という人は、すぐに行動してみてください。
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英単語:Stock4500
この単語帳1冊で、どんな大学の英文に対応できます。スタディサプリ講師である関正生先生が著者なので、自信を持ってオススメできます。
「単語帳なんてどれも同じでしょ?」と思う人もいるでしょうが、これは違います。従来の単語帳と一線を画す点は、「記憶ブースター」です。これは、単語1つ1つに覚えやすいコメントが記載されていて、単純な丸暗記をさせない工夫があります。関先生のモットーでもある「脱丸暗記」を体現した1冊です。
正直、英語教師の私が読んでも知的好奇心を刺激されるし、何より暗記することが楽しくなります。大学受験を考えても、これ一冊で単語帳は十分です。
英文解釈:読解のための英文法
明治学院大学は複雑な構文が無いので、英文解釈は基礎・標準レベルまでやっておけば大丈夫です。
この本1冊で、英文解釈の基礎〜標準までは網羅できます。これを終えた後に、長文読解や過去問演習に進むことで、確実に読解力を伸ばせます。英文解釈をやらずに、長文が伸びることは決してありませんので、最低1冊は解釈本をやりましょう。
長文読解:the rules 1,2
スタディサプリの関正生先生の新しい長文問題集です。この本は4冊シリーズになっていますが、明治学院大学は、1と2をやりましょう。
従来の長文問題集は、解いて丸つけして終了でしたが、この本では、普遍的な読解ルールを学べます。読解ルートを明示した、初めての長文問題集です。
それゆえに、初見の文章を読んだときにも、全ての英文に共通した読み方を学んでいるため、焦らずに読解できるようになります。
「英文解釈やったけど、うまく長文読めない、、、」「答えは合っているけど、しっくりこないなぁ、、、」と悩んでいる人が、自信を持って解答できるようになる本です。控えめに言って、この本は、長文読解問題集の「革命」です。
✔︎まとめ:要約と自由英作文を極めよ!

以上、明治学院大学の英語対策を解説してきました。要約と自由英作文が一番差が出ます。要約は、読解力を高めつつ、該当箇所を正確な日本語で訳すこと。自由英作文は、型通りにまとめることと、ミスのない英文を使うことが大切です。
合格最低点が公表されていないため、どの程度のスコアで合格か分かりません。不安な気持ちになると思いますが、ひとまずは、英検2級レベルの英語力を目指しましょう。その後は、読解力と自由英作文を何度も練習することで、合格に必要な英語力が身に付きます。
おすすめ参考書リストをまとめましたので、これらに加えて、基本的には、過去問演習を反復してください。
このサイトで紹介した参考書リスト