【共通テスト:英語リーディング】第4問攻略ロードマップ

共通テスト対策

  • ✅共通テストを速読できるようになる
  • ✅共通テスト英語リーディングの第4問を得点源にすることができる
  • ✅図・並べ替え・Not問題などの多様な問題に対応する思考法を身につけられる
このような悩みに答えます。

「共通テスト英語リーディングの第4問は、これまでの問題よりも本文がちょっと長いなあ。速読する方法を知りたい。あと、問題の種類も様々で、正直、頭が混乱してしまう。英語ができる人がどうやって攻略しているのか教えてほしい。国公立大に合格したいから、英語でなるべく得点したいです。」

この記事は、共通テスト英語リーディングの第4問に特化して、攻略法や勉強法を解説しています。2021年度入試を解きながら、英検1級教師である私が、解いているときに思考していることを言語化しました。

✔︎記事の信頼性

英検1級・TOEIC 945点取得している英語教師である私が解説します!

✔︎記事の内容

  • 第4問:分析と思考法
  • 第4問で高得点をとるための勉強法3選

✔︎第4問:分析と思考法

それでは、第4問の問題分析と思考法を解説していきます。実際に、リード文や問題文を読んでいるときにどんなことを考えているのか、という脳内思考まで言語化していきます。

まず、2021年度共通テストの第4問はこのような問題になっていました。ご覧ください。

・リード文と図の読み方

まずは、リード文、文章、図が2つ、そして、問題が5つあることを確認します。その後、リード文を読みます。

「英語の先生がEmmaで、私と友人のNatsukiに交換留学生とのイベントを計画している文章なんだな。」

ということを考えてイメージを膨らませます。その後、電車のタイムテーブルと水族館来客数の図を見ていきます。

「(電車のタイムテーブルを見て)駅が3つあって、電車は4種類もあるのね。朝の時刻表と夕方の時刻表があるから、来る時と帰る時の話をするんだな。けっこう複雑そうだな。

(水族館の図を見て)1時間ごとの来客数のようだ。昼前後がピークで、夕方にけっこう人が減るな。一番多い時間と一番少ない時間が問題になるかもしれないな。」

こんなことを考えてイメージを作っていきます。その後、設問も読んで、文章に入っていくという流れです。

・問1

問1は行きと帰りで使用する電車の番号を答える問題です。直接的な答えである109,238などの番号は出ないと思うので、「どの駅に何時に到着するのかを考えなきゃだな」と準備をします。

答えは、”they’ll arrive at the station at 9:20.”と書かれているので、9:20に到着する番号を答えます。帰りの電車は少し計算が必要であり、

「夕方5時から約1時間ほど買い物をする。そして、6時30分の夕食に間に合うようにする。ちなみに、ホテルはKaede駅から徒歩数分圏内だ。じゃ、買い物が終わる時間と、夕食に間に合う時間のどちらも満たす239だな。」

このような思考をします。問1ですが、けっこうタフですね。特に、到着時間の問題は、文章の最後なので、そこに辿り着くまでに、問2,3,4,5で解ける問題を先にやっつけてしまいます。

・問2

水族館、植物園、ショッピングモール、学校の訪問計画を立てる問題です。

「最初もしくは最後がschoolかな?あとは、本文を読まないと判断できないな。時間とかbefore, afterなどの時を表す語彙をチェックしよう。さらに、ダブルパッセージだから、予定変更もあるかもしれないな。注意しなきゃ。」

こんなことを考えて本文を読みます。答えは、文章で明確に書かれているので、【学校植物園水族館モール】という順番になり、そんなに難しくはありませんでした。

・問3

「もし〜なら」という仮定法が使われている問題です。仮定法は、学習指導要領に明記されている文法項目なので、ちゃんと出題されましたね。さて、この問題ですが、「もし雨が降らなかったら、ゲストはランチをどこで食べるのか?」という問題です。

「雨が降らなかったら、当然、外でご飯を食べそうだな。parkが候補に挙げられそうだな。gardenは室内のイメージがあるけど、屋外の場合もあるかもしれないから、一応反応できるようにしておこう」

こんな感じでイメージを固めます。正直、この種の問題は、答えの該当箇所は発見しやすいです。「雨が降らなかったら」「もし晴れていたら」と書かれているところに遭遇したら、そこが答えだと考えればいいです。

実際の答えは、最初の文章の’the statue in Azuma Memorial Park next to our school’と2つ目の文章の’ the statue you mentioned’ 、この2つを照らし合わせて解きます。ダブルパッセージならではの、両方の文章の照らし合わせがありました。

・問4

Not問題と呼ばれる「〜でないもの」を答える問題です。私立大学を中心にこの問題はよく見られます。さて、この問題ですが、「客はその日、〜では移動しないだろう」という問題です。そして、選択肢を見ながら、

「バスかな?タクシー使うかな?電車は定番そう。徒歩もあるかもしれない」

などと考えます。先読みしておけば、移動手段に気をつけなければいけないことが分かり、本文中で反応することができますね。

・問5

「第3の選択肢」が求められる問題です。選択肢を読むと、遊園地、美術館、城、宇宙センターがあり、それぞれジャンルがバラバラだということが分かります。

「第3の選択肢ということは、何か予定外のことが起きた時の対応を考えるんだな。選択肢のジャンルがバラバラだから、意外と明確に答えが分かるかもしれない。」

こんな感じで構えておきます。答えに関しては、2つの文章両方でscienceというキーワードがありますから、そこからspace centerが答えであると導きます。「言い換え」が使われていますね。

✔︎第4問で高得点をとるための勉強法3選

次に、具体的に、どう勉強したらいいのかを深掘りしていきます。全部で3つあります。

その①:本文を読む前に、ストーリーのイメージを固める練習をする

共通テストに限らず、英語の試験は設問先読みによって得点率がアップします。これは、私自身が経験しているので断言できます。可能な限り、脳内思考を言語化したので、ぜひ参考にしてみてください。

実は、私の読み方は本文をいきなり読むスタイルでした。本文を読み終わってから、設問を初めて読むので、「あれ?ストーリー忘れちゃったな」ということが何度もありました。

その経験から、長文読解のコツを色々調べて、設問先読みが効果的だと知ったんですね。そして、実践してみて、「本当に効果ある!」と考えるに至りました。

先読みに慣れていない人は、「早く本文読まないと時間足りなくなるでしょ!?」と考えていると思います。しかし、先読みをすることで、本文を何度も読み返す必要がなくなるので、結果的に速く読み終えられます。

騙されたと思ってやってほしいですが、試験本番でいきなりやるのは危険なので、問題演習のときから練習してみましょう。

その②:音読と英文解釈で速読力をアップさせる

先読みは速読をするテクニックですが、根本的な英語力を高める努力は必要です。具体的には、【音読】と【英文解釈】です。

音読をすることで、「英語脳」を手に入れることができます。「音読は何でするんですか?」という質問を頻繁に受けたことがありますが、英語脳を手に入れて、ネイティブスピーカーと同じ読み方ができるようになるためです。日本人が英語を読むときにありがちな、「関係代名詞があるから、後ろから前に修飾していて・・・」というような返り読みをネイティブはやっていません。前からどんどん意味を取っています。ちなみに、前から意味をとることを「直読直解」と呼びます。

また、英文解釈も大切です。英文解釈をすることで、難しい構文の文章の理解が高まります。英文解釈教材を音読することで、抽象度の高い難関大学の長文を速読できるようになります。
☞【大学受験】英文解釈の勉強法 完全ロードマップ

その③:プロに教えてもらう

これまで共通テスト英語リーディングの第4問解説をしてきましたが、私が紹介してきたことは、実は、独学で気づきにくいという欠点があります。特に、高校生の場合、英単語・英文法を覚えて、あとは長文を「ゼーハーゼーハー」言いながら読むというのが常だと思いますから、テクニックや思考法まで気が回らないことが多いです。私自身が高校生のときも、英語学習といえば、ひたすら単語と長文の量をこなしていくものだと思っていました。

そういった理由もあり、このブログを書いて、一応英語の実力がある私の思考法をアウトプットしています。ただ、世の中には、たくさんの優秀な方が同じように、共通テストの解法を紹介している。私自身もよく参考にさせてもらうのが、TOEIC満点講師の森田鉄也先生YouTube動画や、駿台講師の竹岡先生の解説動画です。

さらに、最近ますます人気上昇中のスタディサプリ
の授業も活用できます。スタディサプリは、学校の授業のように丁寧に解説してくれます。また、様々な文章に取り組み、どんな問題が来ても対応できるような授業をしてくれます。予備校に通うよりも安くて手軽というメリットももちろんあります。
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無料から有料なものまでありますが、プロの思考法を学ぶことで、急に得点がアップしたり、得点が安定してきたりという例をたくさん見てきました。大人の力も借りながら実力をつけてみてください。

✔︎最後に:まとめです

以上で本記事は終了です。共通テスト英語リーディング第4問の攻略法を解説してきました。箇条書きでおさらいします。

  • リード文、問題先読みでイメージを固める
  • 問題先読みしておけば、ダブルパッセージでも反応すべき箇所で迷わない
  • 「言い換え」に気づけるようにボキャビルしておく
  • 音読と英文解釈で速読力を上げる
  • プロに頼る

第4問からが大きく差がつき始めます。英語力と解答力のどちらも高めていきましょう。