【大学受験】英文解釈おすすめ教材【厳選5選】
- 英文解釈のおすすめ書籍はどれ🥲?
- 英文解釈が終わると、どれくらいレベルアップできる?
- 英文解釈やったあとは何すべき🤨?
大学受験生、リーディング力をアップさせたい人のこういった悩みに答えます。
記事の内容
- 英文解釈レベル別オススメ厳選5選
- 問題集3周すれば偏差値60以上はキープできます
- 英文解釈のあとは過去問・長文演習【1ヶ月30長文ペースでもOK】
記事の信頼性

「英文解釈」を勉強し始めて(社会人になってから)次のような変化がありました!
- 英文を読むスピードが上がった
- 英文を正確に読めるようになった
- 英検1級、TOEIC900オーバー達成
- 最難関大学の英文もスラスラ読めるようになった
恥ずかしながら、英語教師になってから英文解釈を本格的に学び始めました。それまではひたすら英単語を覚えるという勉強法。そんな私だからこそ、大学受験から英文解釈を学ぶべきだと断言できます。それでは、おすすめの教材等を紹介していきます。
1.英文解釈レベル別オススメ厳選5選

これから英文解釈おすすめ教材5選を紹介します。英語学習サイトによっては10選など教えているものもありますが、それだと、どれを選んだら良いか迷いませんか?
なので、私の実体験に基づいて「これをやり抜けば絶対に成績が伸びる」と言い切れる教材を厳選しました。では、はじめます。
①高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。【偏差値50未満】
「英文解釈やりたいけど実力が心配だ…」「文法の基礎固めと並行してやりたい」と考えている人向けです。頁数も多くありませんので、1週間〜2週間程度でやり切れます。
初級者はダラダラやるといつの間にかモチベーションが下がりますから、短期間でサクッと1周するのが勉強のコツです。
なお、英語が苦手な人、偏差値が50辺りを前後している人は、英文法の知識が欠けています。この本は、そんな初級者向けに、英文法ベースで英文解釈を勉強することができます。一石二鳥という訳です。
②入門英文解釈の技術70【偏差値45〜55前後】
「英単語、英文法などの基礎知識は少し自信あり。ちょっと大学入試を意識した問題集にチャレンジしたい」という人向けです。
「英文解釈の技術○○」は4冊シリーズになっているので、自分のレベルに合うもの2冊買うのがオススメです。今回は下から2番目のレベルを紹介していますが、シリーズ4冊揃えれば、どんなレベルの大学にも対応可能です。
③世界一わかりやすい英文読解の特別講座【偏差値60前後】
神授業、スタディサプリの関正生先生が著者です。関先生の長年の指導経験に基づき、大学入試問題を使いながら、受験生の多くが間違えるポイントを狙い撃ちできます。
なお、関先生の英文解釈授業を受けたい人はこちらをご覧ください。【スタンダード】【ハイレベル】【トップレベル】の3レベルの授業があります。実際の英文で狙われるポイントを知りながら勉強したい方はこちらもご利用ください
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④大学受験のための英文熟考(上)(下)【偏差値60〜70以上目指す人】
ドラゴン桜のモデルになったと言われる、駿台予備校の竹岡広信先生が著者です。竹岡先生の講義音声も付属されています。それゆえ、実際の授業を受けている気分で学習できます。
正直に言えば、この2冊は非常にレベルが高いです。英語教師の私にとっても読み応えのある英文が収録されています。英文解釈が得意になり、更にレベルを上げたい人におすすめです。
⑤基礎英文問題精講/英文標準問題精講【難関大・最難関大志望】
最後は、問題精講シリーズです。英文問題精講シリーズの上位2冊を紹介します。レベルの高い高校生(偏差値70前後)でも『基礎英文問題精講』で十分です。読み応えのある英文がたくさん収録されています。また、知的なコンテンツばかりですから、読み物としても楽しめます。
一方で、受験後も英語を極めたり、英米文学を将来的には読めるようになりたい人は『英文標準問題精講』を勧めます。これを読破できれば怖いものなしです。英字新聞も読めるレベルまで到達できます。英文科を目指す学習はここまでやっていいでしょう。受験後の学習手段にしてもいいですよ。
2.問題集3周すれば偏差値60以上はキープできます

結論から言います。適切な量をこなせば偏差値60以上はキープできます。基礎力の有無によっては偏差値70以上も保つことができます。
ただし、「適切な量」とは問題集3周です。
1周目は、初めてなので、着眼点を養うことが目的です。長文読解で狙われる構文を知ることが大切になります。その際に、出来る項目と出来ていない項目を分けましょう。
2周目は出来なかった所を中心に、1周目よりも理解が進んでいるか確認します。まだ理解が十分でなかったら、✔︎や✖️などを記しましょう。
3周目は、基本的に全ページに目を通して欲しいのですが、目で追って確認で大丈夫です。1周目、2周目はノートに書きながらじっくり考えることをオススメしますが、3周目は英文をザッと読んで理解できるだけでOKです。
それでもまだ不安な人は、苦手項目を中心に復習を継続してください。追加ですが、音読は絶対です!最低10回はやると、身体に染み付いて、学力向上を速く実感できます。
3.英文解釈のあとは過去問・長文演習【1ヶ月30長文ペースでもOK】

ここまで英文解釈をこなしたら、後は多読するのみ。これまで培った精読力を多読力に移行するときです。
正直、英文解釈だけで成績アップするのか不安な人もいると思います。しかし、これまでの経験から言えますが、英文解釈まででも偏差値アップは十分可能です。具体的に、模試の偏差値で70は越えられます。
ただ、英文解釈の次の段階として、長文演習を通して、「論理」を学ばなければなりません。英文解釈は一文一文を正確に理解できるようにする段階。まだ「文章」を読む練習ではありません。文章を読めるようになること、筆者の論理を見抜くことが長文演習の目標です。
もちろん、国語力があれば英文解釈だけで文章は読めてしまうケースもあります。しかし、英語と日本語は論理展開が異なるため、英語の論理は英語の長文から学ぶ必要があります。
☞【長文読解】論理を学べば速読できる【英検1級教師が教えます】
✔︎まとめ: 英文解釈次第で伸び代が決まる

本記事ではレベル別にオススメ教材を紹介しました。書店にはたくさんの本がありますが、私の指導経験から自信を持って厳選しました。
反復になりますが、英文解釈をやり込むことで成績が伸びます。かなりキツイとは思いますが、やり切った後の効果は抜群です。
☞こちらもどうぞ:【大学受験】英文解釈の勉強法 完全ロードマップ