【英語教員】楽に授業力アップ&短時間で授業準備する方法

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この記事を読むと

  • 短期間でベテラン教師以上の授業力が身に付きます
  • 授業準備を短時間で終えられるようになります
  • 教員人生がイージーモードになります

若手先生の悩み

学校の先生になりたての若手の教員の1番の悩みは、「授業がうまくいかない」ことです。「教科の知識がない」「効果的な教え方が分からない」「授業のやり方がわからない」「授業研究の時間がない」など、授業に関する悩みはたくさんあります。

私自身も、教員になりたての1,2年目は毎朝早起き、夜遅くまで教材研究をしていました。また、授業DVD(1本約7000円)を何本も買って、プロ教師の授業を分析していたものです。

しかし、この記事は、最短で、ベテラン教師並み、予備校講師並みの知識や授業力を身につけるための道具を紹介します。

インターネットのおかげで、教員の指導技術もいつでもどこでも速く習得できます。指導技術をあげれば、効率よく授業準備できます。そして、残業に苦しまない、楽な教員生活を送れるようになります。

筆者情報

英語教師歴10年以上です。新人時代は、朝5時起き、自作プリント作成、夜まで教材研究に没頭していました。しかし、それらは全て時間の無駄で、もっと効率良く、目の前にある教材を有効活用することで成果を上げられることがわかりました。

記事の内容

  • 若手先生が活用するべき教材5選
  • その①:スタディサプリ
  • その②:『絶対成功する!英文法指導アイデアブック中学1〜3年』
  • その③:世界一わかりやすいシリーズ
  • その④:『ただよび』
  • その⑤:英語授業ハンドブック(小学校・中学・高校)

では1つずつ説明します。

その①:スタディサプリ

小学校授業から大学受験まで対応しているスタディサプリ。月額1980円で授業見放題です。

スタディサプリの授業をみれば、小学校の先生から、大学受験を指導する先生まで、多くの先生方が楽に、自信を持って授業できます。
☞14日間無料お試しはこちらから:【スタディサプリ】

✔︎私のスタディサプリ活用方法

動画をダウンロードすることができます。ダウンロードした動画は、Wi-Fi環境でなくとも通信料を消費せずに、視聴できます。

職場への通勤路、ちょっとした空き時間、授業前にプロ講師の授業を見ることで、安心して授業に臨むことができます。
☞スタディサプリを学校導入するメリット【教師も生徒もWin-Winです】

その②:『絶対成功する!英文法指導アイデアブック中学1〜3年』

中学1年生から中学3年生までで学習する文法項目の導入アイデアが網羅されています。

「初めて中学生に授業するけど、授業方法が分からない」「中1に英語教えられるか心配だ」などの不安も吹っ飛ばすことができます。著者の瀧沢広人先生の経験に基づいたアイデアばかりです。そのままパクってもうまくいきます。授業準備を時短できるので、こういう所には惜しまず投資して、時間を手に入れましょう。



その③:世界一わかりやすいシリーズ

スタディサプリ関正生先生の『世界一わかりやすい』シリーズです。中学英語、英文法、英単語、英作文、TOEICなど、多岐に渡ります。

関正生先生のこれまでの予備校での教鞭をもとに、文字通り分かりやすい説明が書かれています。英語の先生が読んでも目から鱗の情報満載です。ぜひ手に取ってみてください。
☞関正生先生の神授業はこちらから:【スタディサプリ】


その④:ただよび

YouTube授業の「ただよび」です。文系チャンネル、理系チャンネルに分かれています。英語の授業は、英文法、長文読解、大学入試形式別対策、TOEICなど、大学受験までに必要な知識系は網羅しています。

短期間で効率的に指導する方法を知ることができます。動画は10分程度なので、予備校講師の授業をスキマ時間で見れちゃいます。

その⑤:英語授業ハンドブック(小学校・中学・高校)

英語授業の教科書です。小学校・中学・高校のそれぞれのステージで、押さえるべき重要事項が書かれています。

また、授業DVDも付属されています。初任者は、DVDを見るだけでも安心して教壇に立てます。



✔︎変に凝った授業をする必要はありません

教育実習では教科書+αのオリジナル教材を準備することが多いですが、長い教員人生でオリジナル教材を作り続けることはほとんどありません。

近年は、教科書会社が教員向けに、授業用プリントを作成してくれているので、それらをそのまま活用できちゃいます。

必要なことは、知識を身につけること。そして、プロがどういう視点を持って教えているかを知ること。これができれば、若手教員でもすぐにいい授業ができます。

✔︎目の前の生徒の課題解決ができていればOK

授業というと、「神授業」「授業が上手い」という言葉に踊らされがちですが、最も大切なことを忘れています。それは、目の前の生徒の課題を解決することです。

生徒の課題は様々です。「単語を覚えられない」「長文をうまく解けない」「何が出来ていないのか分からない」など。

授業が上手いというのは、パフォーマンスとして授業が上手いということではなく、担当生徒の課題を解決できているかどうか、という視点が必要です。

なので、教師目線で上手い下手ではなく、生徒を伸ばせている授業であれば、全て授業としては成功したことになります。

✔︎最後に:教師は授業力が命です

学校現場は、ブラック企業並みだと世間から認知されるようになりました。授業だけでなく、部活動・保護者対応・学級経営・校務分掌・研究授業・校内外の様々な指導。数えきれない仕事があります。

その結果、授業準備が疎かになり、生徒から「授業つまんない」と言われて、真面目な先生ほど「なんのために教員になったのだろう」と自分を責めてしまいます。

そうならない様に、忙しい中でも、短期間で授業力を向上させるツールを紹介しました。現役教員の方も、これから教員を目指す卵の方も、ぜひ活用ください。