【大学受験】英語長文問題集15選【レベル別です】
- どんな長文問題集を買うべきかよく分からない…
- 長文問題集がたくさんありすぎて、どれが自分のレベルに合っているか分からない…
このような疑問に答えます。
✔︎記事の内容
- 長文問題集を買うときのポイント3個教えます
- 実力別におすすめ長文問題集15選教えます(偏差値45未満〜55前後/ 55〜65/ 65〜75以上の3段階)
✔︎記事の信頼性
これまで10年以上、様々な学力層の生徒を教えてきました(偏差値20〜80まで)。高校生だと、自分に合ったレベルの教材の見分け方が分からないことがほとんどなんですね。それで結局、「あの問題集やってないな」「買ったけど無駄だったな」というものが増えていくわけです。そんな学習者が少しでも減って、自分に最適な教材に没頭できるお手伝いをできればと考えています。
なお、ここで紹介する教材は全て自分自身で解いたことがあるものです。
長文問題集を買うときのポイント3個教えます

その1: CDか音声アプリが付いている
まず、音声が付いているのは当たり前です。今やリスニング試験の得点比重が重くなっているため、長文を読みつつ、リスニングの勉強もしなくてはいけません。
また、音声を使って勉強することで、長文を速く読めるようになります。段々と音声と同じスピードで文章を読めるようになるのです。一石二鳥ですよね。ですから、CDでもアプリでもどちらでも構いませんが、音声はマストです。
その2: 全文の構文分析がついている
最近は構文分析が掲載されている問題集が増えましたが、一応書店で立ち読みする際に構文分析ページがあるかどうかを確認してください。
長文問題集の文章は、大学入試問題から引っ張っていることがほとんどで、一文一文が読み応えのあるものになっています。そのため、問題と関係する文だけでなく、それ以外の文も構文把握することが難しいんです。特に、英語力のある人こそ、そういった細かい部分が気になる傾向があるものです。なので、できれば全文の構文分析がされている問題集を選びましょう。
その3: 解法が細かく書かれている
「加点=問題を解けている」なので、設問の解説がしっかり書かれているものがおすすめです。酷いと、答えの番号だけ、単語の意味だけしか書かれていないものがあります。
プロの目線から、どのような思考プロセスを経て解放に導かれているのかが詳しく書かれていて欲しいです。なぜかと言うと、高校生は思考プロセスを教えられていないことが多いからです。
例えば、「対比・言い換え・否定」などが、解放テクニックとして挙げられますが、それを自力で気付くことは難しいんですね。学校の授業であれば先生が教えてくれますが、書籍でもここまで書かれているものがおすすめです。
実力別におすすめ長文問題集教えます
偏差値45未満〜55前後の層
この層の特徴は基本的な知識が欠けているため、易しめの文章を読むことを心掛けます(英検準2級程度)
その1:大学入試肘井学のゼロから英語長文が面白いほどわかる本
その2:大学入試英語長文ハイパートレーニング超基礎編
その3:イチから鍛える英語長文300
その4:大学入試全レベル問題集英語長文1基礎レベル
その5:大学入試レベル別英語長文問題集ソリューション1スタンダードレベル
偏差値55〜65の層
この層は、知識はそこそこあるけど、まだ定着はしていないレベル。努力次第で大化けできます。(英検2級程度)
その6:関正生の英語長文ポラリス1(標準レベル)
その7:大学入試英語長文ハイパートレーニング標準編
その8:大学入試全レベル問題集英語長文3私大標準レベル
その9:イチから鍛える英語長文500
その10:入門英語長文問題精講
偏差値65〜75以上の層
知識面はほとんど欠点がなく、英文解釈や長文でどんどん多読多聴に取り組むレベルです(英検準1級程度)
その11:関正生の英語長文ポラリス2(応用レベル)
その12:大学入試 レベル別英語長文問題集ソリューション3 トップレベル
その13:大学入試 英語長文ハイパートレーニング3 難関編
その14:大学入試 英文読解の透視図
その15:英文読解教室
まとめ
最後の2冊は音声無しですが、大学受験における難関大突破バイブルとして紹介しました。これらを読破できれば、大学入試で怖いものはありませんね。長文読解力は「量」が生命線であることは言うまでもありません。たくさんある長文問題集の中でも、これまで読んでみて、特に「上質」だと感じたものを紹介しました。将来的に、英字新聞を読むことも想像しながら勉強していってください。