【英検準2級】読解問題攻略法!【長文が得意になる3つの方法】

英検準2級

この記事では次のような悩みに答えます。

これから英検準2級に挑戦しようと思っています。しかし、長文読解が苦手です。単語はけっこう覚えたのですが、長文で得点を伸ばせません。何か英検準2級の長文を解くコツはありますか?あれば教えてください🥲

ということで、この記事では、英検準2級長文対策を解説していきます。記事の目次は次の通りです。

  • 英検準2級長文読解のコツは3つだけ!
  • ①「対比」「抽象⇄具体」「因果関係」「言い換え」を意識する
  • ②1段落1問だから、「長文」ではなく「短文読解」
  • ③問題文先読みでキーワード把握する

✔︎筆者情報

英検1級合格、TOEIC900点オーバーの英語教師です。毎日、大学入試や英検などの問題を解いているので解法は熟知しています。独学法は以下の記事にまとめました。

では、始めます。

✔︎英検準2級長文読解のコツは3つだけ!

①「対比」「抽象⇄具体」「因果関係」「言い換え」を意識する

「空所補充はセンスで解くしかありませんか?😭」「よく言われる文脈から読み取るとは、才能ですか?🥲」という相談をよく受けますが、全然センスや才能なんかではありません。名前のついた「技」があります。その技を紹介しますね。

長文空所補充問題は、「対比」「抽象⇄具体」「因果関係」「言い換え」の論理を意識することで必ず正解に辿り着けます。空所補充とは、前後の文脈から推測して語句を入れる問題です。物書きのプロは、ほとんどのケースで上記した3つの技を駆使しています。英検でも同じで、「対比」「抽象⇄具体」「因果関係」「言い換え」のどれかを使えば解くことができます。

例えば、2022年度第2回の長文を例に挙げてみます。私のツイートからの引用と共に解説していきます。


添付した2022年度第2回目の問題は「言い換え」が頻出でした。空所近くでパラフレーズされている表現をヒントに解くことができました。

「空所補充はセンス、文脈から判断」という抽象的なアドバイスは全く意味がありません。センスに頼るのではなく、「言い換え」「対比」「抽象具体」「因果関係」などの技を認知して、見抜けるようになりましょう。

より実践的な論理展開を学びたい人向けに、こちらの記事(↓)にて網羅しました。興味があればご覧ください。また、有料教材ではありますが、スタディサプリでも英検準2級講座を受講できます。スタディサプリの記事も貼っておきますね。

✔︎最終手段は「消去法」

「対比、具体抽象、因果関係のどれも当てはまらないぞ。ヤバい」と思ったら、「消去法」で解いてください。ごく稀に消去法でしか解けない問題に遭遇することもあります。その場合には、1つ1つあり得ない選択肢を削りましょう。明らかに誤っているものが自然と消えます。大人数が受検するテストなので、紛らわしい選択肢はありません。

②1段落1問だから、「長文」ではなく「短文読解」

「長文苦手だよ🥲」というメンタルに課題があるひとは、「短文読解」という言葉を頭に叩き込んでください。どう言うことかと言うと、英検の長文は、1段落1問となっています。ちなみに、Eメール問題も同様です。

試しに、1段落の語数を調べてみましたが、約80語でした。それが3〜4段落なので、全体で240語〜320語となっています。

しかし、段落をまたがっている問題はありません。ゆえに、短文をしっかり理解できれば正解に辿り着けます。また、正答に辿り着くポイントは本文と選択肢の「言い換え」を見抜くことです。ここは語彙力勝負のところがあるので、検定級に必要なボキャビルをしましょう。語彙力アップさせたい人は、次の記事をご覧ください。

③問題文先読みでキーワード把握する

長文読解では、問題文先読みを必ずしましょう。先読みをしなければ、文章を何度も読んでしまい、時間ロスとなります。先読みをする際には、同時に、キーワードもチェックします。具体的なキーワードは次の通り。

  • 人名
  • 場所
  • 時間
  • 数字
  • what / whyなどの疑問詞

本文中に狙ったキーワードが登場したら、その前後で集中力をより高めて問題に答えましょう。

✔︎まとめ

以上、英検準2級長文読解攻略法を解説してきました。内容を振り返ります。

  • ①「対比」「抽象⇄具体」「因果関係」「言い換え」を意識する
  • ②1段落1問だから、「長文」ではなく「短文読解」
  • ③問題文先読みでキーワード把握する

論理展開をまとめた記事、ボキャビル強化をまとめた記事は、下記リンクからご確認ください。また、スタディサプリでは英検準2級対策授業をしています。無料14日間お試しもありますし、受験後すぐに解約も可能です。スタディサプリのリンクも貼っておきますね。