【英検1級】ライティング対策ロードマップ

英検1級

  • 英検1級に絶対合格したい🔥
  • 英検1級の英作文の勉強法がわからない✏️
  • 模範解答のようには絶対書けないよ

このような悩みに答えます。

✔︎記事の内容

  • 英検1級ライティングの概要
  • ライティング問題の難しさ
  • 私が使った教材2つ📖
  • 具体的なライティングの勉強法✏️
  • まとめ

2020年度第1回英検1級に合格しました。このときは、ライティングセクションは24/32点(75%)でした。合格点は70%なので、合格圏内のスコアです。ギリギリで申し訳ありません😅

長文読解もリスニングも70%ちょいオーバーのスコアでしたが、今回は、ライティングの勉強法をご紹介いたします。☞リーディング対策はこちら!

ライティングは、英検協会が公表している模範解答を見ると「こんな文章書けるわけない😩」と絶望してしまいますよね。ですが、あんなに立派な英文を書かなくても十分に合格できます。

適切な教材を使って勉強することで、今の英語力で合格圏内の文章を書けます。また、ライティングだけで、全体スコアの1/3を占めています。ということは、ライティングで高得点取ると英検1級合格がグッと近づきますよね。

では、その勉強法を紹介していきます!




✔︎英検1級ライティングの概要

まず、ライティング問題ですが、100分間ある筆記試験で解くことになります。語彙問題、長文問題、そしてライティングで100分間です。

解く順番は自分の好みに合わせてよいです。私は語彙長文ライティングのそのままの順番で解いていきます。ただし、ライティング問題に最低でも25分は割くようにしましょう。アイデアを考えて、文章構成を練り、実際に書くと25分は必要です。ですから、語彙問題、長文問題の制限時間を設定しておきましょう。

さて、問題要旨には次のような指示があります。

  • Write an essay on the given TOPIC.
  • Give THREE reasons to support your answer.
  • Structure : introduction, main body, and conclusion
  • Suggested length: 200-240 words

導入、本文、結論の3部構成にして、3つの理由を述べます。また、トピックは、芸術、文化、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど幅広くカバーされています。

正直、合格する前は、自分が知っているトピックが出題されることを祈るばかりでした。合格した今もそれほど自信がある訳でもありません😅ただ、運に委ねてばかりもいられないため、どんなトピックが来たとしても対応できるように、それぞれのトピックの基礎知識は押さえておきます。

評価基準は以下の通りです。

  1. 内容 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
  2. 構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
  3. 語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか
  4. 文法 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

この評価基準は英検協会が公表しているものです。この基準をもとにAIが採点をしています。

✔︎ライティング問題の難しさ

①意見を思いつかない

苦手なトピックが出題されると全く手が出ません。英検1級は幅広いトピックが範囲なので、日常的に新聞を読んだり、時事ネタに敏感である必要があります。このレベルに合格する人物は普段から知識を吸収する知的好奇心の持ち主。そういった意識で貪欲に学んでいきましょう!

②エッセイを書くということ

エッセイライティングですから、「自分の意見+理由・具体例」という構成になります。自分の意見だけをゴリ押しするのでは不十分です。客観的な理由と説得力のある具体例を付け加えましょう。

ここだけの話ですが、完璧な事実を書く必要はありません。「とある研究によると〜」とか「大多数の人たちは〜と考えている」など、事実と異なることを書いても問題ありません。あくまで試験であると割り切ってもよいのではないでしょうか。

③時間が足りない

受験してみると実感しますが、本当に時間が足りません😭ライティングを解く時間を25分ちゃんと確保したとしても、あっという間に過ぎてしまい、見直しをする時間がないのです。

対策としては、普段から時事ネタを収集することと、自分の意見をパッと言えるようにすること。シンプルですが、この2つが本質だと思っています。具体的には、新聞やテレビで情報収集して、問題の核心を分析して、解決策を自分なりに考えたりすることを積み上げること。あとは、お題を見た時に自分の意見が口からスラスラ出てくるまで練習するだけです🗣

✔︎私が使った教材2つ

それでは、ここから私が使った教材を2つ紹介します。ライティング教材選びで大切だと思うのが、ライティング+スピーキングの練習ができる教材かどうかです。同じアウトプットという作業ならば、一石二鳥の方がいいと思いませんか?それが可能な2冊を紹介します。

①最短合格!英検1級英作文問題完全制覇

この本の最大の特徴は、本論で使えるコンテンツブロックが270個も収録されていることです。

幅広いトピックを網羅しているため、270個のコンテンツを音読などで頭に入れてしまえば、どんな問題が出てきても対応できます。

 

②英検1級 面接大特訓

英検1級指導で定評のある植田一三先生による書籍です。本書の構成として、面接で使える短文フレーズ、トピック毎のQ&Aが収録されています。本のタイトルからして2次試験対策が主な内容ですが、短文フレーズはライティングでもそのまま使えますし、Q&Aも視野を広げる練習になります。

✔︎具体的なライティングの勉強法

①鬼音読でコンテンツブロックを叩き込む

幅広いトピックをカバーするには、「とにかく量!量!量!」です。コンテンツブロックは270個ありますが、それぞれの英文は5行程度ですから、1周するのにそんなに時間は掛かりません。毎日のノルマを決めてコツコツ積み上げましょう!

②「書かず」に「話す」

多くの方が、何本も英作文を書いた、書くべきと主張しますが、私は一本も書きませんでした。確かに、書くことは実践演習になると言えます。

しかし、書いたところで、それを添削してくれる人が身近に存在する訳ではありません。

それよりも、問題集の例文やアイデアをそっくりそのまま暗記して、与えられたお題に対して即興でスピーキング練習をした方がコスパが良いです。ライティングのためにスピーキング練習をする方法であれば、より短時間で何度も練習することができます。もしアイデアが思いつかないようならば、再度、問題集に戻って、自分なりに考えを深めるようにしましょう。

③先人のYouTube動画を観る

試験勉強をしている過程で、「このやり方で大丈夫だろうか」と不安に襲われることはありませんか?私は何度も何度もありました。

それを払拭するために、英検1級対策を配信しているYouTubeチャンネルを観ました。私が特に参考にさせていただいたチャンネルが「英語ファイル / eigophile」です。論より証拠だと思うので、下記動画をご覧ください!

書籍だと伝わりにくい実体験を語っているので、自分の勉強法が間違っていないことを確認できたり、成功者の思考法を学んだりできます。

✔︎まとめ


今回は英検
1級ライティング対策をお話しました。ライティングの難しさ、その対策、勉強法を理解する上で、本記事が少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

模範解答を読むと気絶してしまいそうになりますが、自分のもっている表現力を最大限に発揮すれば英検1級は合格できます。私もこれから再び受験します🔥一緒に頑張りましょう!