【英検1級】リスニング対策ロードマップ

英検1級

  • 英検1級のリスニング難しすぎる…
  • 英検1級に合格している人はどんな勉強しているんだ?

英検1級リスニングは難しいですよね。私は合格した1回を除き、正答率が50%でした。しかし、そこから合格圏内である正答率70%以上まで伸ばした勉強法を紹介したいと思います。では、ご覧ください。☞リーディング対策はこちら:【英検1級】合格へのマイ・ロードマップ【長文対策】

※英検1級合格していることの証明でスコアを添付しておきます。あまりスコアは高くありません😅合格者の中では雑魚レベルですね😭




✔︎記事の内容

  • リスニングパート試験内容
  • 英検1級リスニングのレベル
  • リスニング対策で使った教材5
  • 英検1級リスニングで合格点取るための具体的対策

✔︎リスニングパート試験内容

  • Part 1 会話の内容一致選択(10問)
  • Part 2 文の内容一致選択(10問)
  • Part 3 Real-Life形式の内容一致選択(5問)
  • Part 4 インタビューの内容一致選択(2問)

以上、合計で27問あります。これを英検準1級と比較してみると、同じ27問ではありますが、準1級のリスニングは約30分、1級のリスニングは約35分であるため、若干増えています。Part 4インタビュー問題が長いことがその理由だと考えられます。

✔︎英検1級リスニングのレベル

英検準1級に合格している人であれば、英文自体はそれほど難しくは感じないはずです。スピードに関してもネイティブ並みの速さでは全くありません。普段から世界のテレビ番組を見ている人であれば分かると思いますが、CNN, BBCニュースのキャスターの方がやはり速いです。では、リスニングが難しい理由は何か?

✔︎英検1級が難しい理由

  • 相当な体力が必要
  • 選択肢を速読しなければならない

・相当な体力が必要

リーディング、ライティングの試験が100分間あります。その後、35分間のリスニング試験です。正直、受験者は体力が余っていない人がほとんどです。長文、英作文をやり切ったところで、頭の余力がどれくらい温存できているかが重要です。リーディング後のライティングでも相当疲労します。図太い体力を身につけないといけないですね😅それゆえ、本番のそういった事態も含めて日々学習する必要があります。

・選択肢を速読しなければならない

リスニングにおける、選択肢先読みはもはや常識です。英検1級でも先読みが必須です。しかし、それを妨げるのが、選択肢の英文が長いという事実です。正直、英文が長いため、①〜④の選択肢全てを読み切ることは不可能です。できて①、②くらいまでです。限られた時間の中で選択肢を速読して、問題の状況をイメージしましょう🤔

策としては、語彙力、精読力をアップさせて、できるだけ速く選択肢を理解することです。リスニングの試験ではありますが、やはり、読解力が求められてしまっています。

✔︎リスニング対策で使った教材5

それでは私が実際にリスニング対策に使用した教材を紹介したいと思います。書籍だけでなく、アプリやYouTube英語動画も活用しました。様々な教材を使って、合格圏内に突入しましょう!

①最短合格!英検1級リスニング問題完全制覇(英検最短合格シリーズ)

CEL英語ソリューションズさんが書いている最短合格シリーズです。完全オリジナル問題が150題以上という豊富さに魅力を感じました。またCEL英語ソリューションズさんは、英検1級対策をしている団体であるため、その辺の信頼性も含まれています。

ちなみに私の弱点はPart 2,3でした。Part 2は学術的な内容であり、文章も長く、問題が2問ずつだったことが大変でした😅Part 3は体力があまり残っていないことがほとんどで…。この教材を3周することで反射的に問題を解けるまでやり抜きました。

②英検1級過去問

実践演習の量をとにかくこなしたかったので、過去問を中心に学習しました。英検協会は過去3回分をウェブサイトにアップしており、保存していたデータに加えて、書籍も活用しました。書籍には解説が詳しく書かれているので、解法をじっくり学ぶことができます。

NHK World Japan

こちらは英語学習アプリです。日本のニュースをリアルタイムで英語で聴くことができます。日本がコンテンツということで、非常に理解しやすいです。動画の一部がyoutubeにもアップされているので、ここに紹介しておきます。

英検1級に合格する人は、「英語が日常生活の一部」であると考えました。それなら、ニュースも英語で視聴すべきだと思ったんですね。NHKなら日本の情報なのでモチベーションを維持しながら継続できます。

TED-Ed

Youtube上の英語学習チャンネルです。アニメーション動画となっており、内容は学術的なものが多いですが、映像が理解を手助けしてくれます。ほとんどの動画の長さが5分程度となっており、集中力を保つには適切な時間だと思います。これを6本連続で聴くと、英検1級リスニング試験の体力対策になります。

さらに、TED Edは学術的内容であるPart2対策として絶好の教材です。TEDに慣れればPart 2は内容も薄く短時間に感じられます👍

⑤スタディサプリEnglish

TOEIC対策でも活用しましたが、英検対策でもスタディサプリ(以下、スタサプ)が活躍しました。スタサプが効果を発揮したのが、part 1part 3です。part 1は日常会話、part 3はリアルな会話場面を想定した問題となっています。スタサプではこうした日常会話フレーズをたくさん学習できます。☞スタディサプリEnglish ビジネス英会話 7日間無料体験あります

✔︎英検1級リスニングで合格点取るための具体的対策

・過去問で形式を頭に叩き込む

手っ取り早い対策は、やはり、過去問での演習です。とにかく量をこなして、問題のクセや、自分の弱点を分析することです。

例えば、私はPart 2,3を苦手にしていたので、その2つのパートを特に反復練習しました。この2パートは選択肢の速読が必要なんですね。ですから、実践演習でも、なるべく時間がない状況を想定して、その中でも正答に辿り着くように練習しました。

・普段から30分以上のリスニングに耐える

リスニングは体力勝負だという話をしました。なので、タフな頭脳にアップデートしなければなりません🔥対策として、毎日30分以上リスニングをしました。

私の場合は、先に説明したTEDとNHKをフルに活用しました。具体的には、TEDは15分程度ですから、合計6本連続で聴くようにしました。NHKは30分以上連続して視聴します。普段から体力や集中力を意識しながら勉強してみましょう。

✔︎まとめ

以上、英検1級リスニング対策を紹介しました。細かい対策はさまざまですが、とにかく隙間時間にたくさん聴くことが大切だと思います。英語を生活の一部にすることです。更に、自分の苦手パートを徹底的に潰すことです。弱点分析と練習を鬼反復しましょう。

英検1級にチャレンジする人は誰もが素晴らしい精神力と英語力を備えています。いま一度意識を高く持ち、何度もチャレンジすることで合格できます。私自身も今後また英検1級にチャレンジします。共に英語学習頑張りましょう🔥☞海外ドラマで英語学習!楽しみながら英語力を伸ばす方法教えます