【英検1級】英単語の覚え方【オススメ勉強方法と参考書教えます!】
この記事では次の悩みに答えます。
英検1級に挑戦しようと思っています。しかし、単語が難しくて苦戦しています。準1級よりもはるかに難易度が高くて絶望しています😭何か覚え方があれば教えてください。
ということで、本記事では、英検1級単語の覚え方を解説していきます。「英検1級に挑戦したことあるけど、手も足も出なかった」「こんなの絶対に無理と思ったテストだった」など、多くの受験者を絶望させてきた存在が英検1級だと思います。
その語彙のレベルの高さが異常過ぎるのですが、一方で、英検1級に合格している人もいる訳です。私自身、純ジャパですが、独学で英検1級に合格しました。2022年時点で2回合格しています。そんな純ジャパの私がどうやって英検1級レベルの単語を覚えていったのかを解説したいと思います。目次は次の通りです。
- 英検1級単語のレベルは?(単語例)
- おすすめ勉強方法4選
- 語源学習
- 反復勉強(時間制限付き)
- 動画でイメージ化(YouTubeで海外ニュース)
- でた単を活用
- ■これはお勧めしない勉強:失敗例3選
- 単語帳だけしか使わない(長文とかリスニングもすべし)
- 丸暗記に頼りすぎる
- 英検1級対策だけをする(もっと脳に負荷を掛けるべし)
- ■オススメ参考書
- 出る順で最短合格!英検1級単熟語EX
- 英語の語源大全
- Word Power Made Easy
- 「楽しむ」と「訓練」のバランスが大切です
■筆者情報

純ジャパで英検1級、TOEIC900点越えを達成しました。合格後も毎年英検1級を受け続けています。
では、始めていきます!
■英検1級単語のレベルは?(単語例)
まず、英検1級のレベルから確認していきます。合格に必要な語数は約10000〜15000語であると言われています。
ちなみに、英検2級、準1級と比較するとこんな感じ。
- 2級→4000〜5000語
- 準1級→7500〜9000語
- 1級→10000〜15000語
準1級の約2倍!!1年間に余裕を持って覚えられる単語が1000単語程度と言われているので、準1級との壁が物凄く分厚いことが分かります。
具体的にどんな単語があるかと言うと、次のような語があります。意味が分かるかどうか確認してみてください。
- enthrall 魅力する
- void 虚空
- tantamount 同等の
- proliferate 増殖する
- forlornly わびしく
- idly 何もしないで
- flaunt 誇示する
- clique 徒党
- flesh out 肉付けする
- in the market for を買いたいと望んでいる
- rub off on 〜に移る、現れる
では、これらをどうやって覚えていったか解説していきます。
■おすすめ勉強方法4選

その①:語源学習
語源知識を習得すると覚えるのが楽になります。例えば、apathetic(無関心)という単語があります。a(無)path(心)を知っていれば、「心がない→無関心」と覚えられます。
他にもcriptic(不可解な)という単語は、cri(隠す)という意味があり、crypto-currency(仮想通貨)を知っているとすぐに覚えられます。
語源のレベルが上がりますが、知っていると暗記の手助けをしてくれます。
その②:反復勉強(時間制限付き)
語学には反復学習は必須です。何事も反復すること無しに上達はあり得ません。英検1級も例外ではありませんが、「覚えるべき英単語が無限にありすぎて、正直メンタルがキツイです」という悩みもあると思います。
単調になりがちな語彙学習で、私がおすすめするのは、時間制限を付けることです。例えば、1日30分だけ単語を覚える時間にしよう、など時間を設定することです。私の場合は、通勤時間の約20分間を車内でシャドーウィングしています。
その③:動画でイメージ化(YouTubeで海外ニュース)
覚えた単語を「使えるレベル」に引き上げる方法として、YouTubeの動画を視聴することをオススメします。
動画を見ることで、単語と映像が結びついて、単語をより覚えることができます。(私は「イメージ化」や「映像化」と呼んでいます。)
CNNやBBCなどの海外ニュースでは英検1級単語を頻繁に見かけます。実際に使われているのを確認できると、「もっと頑張ろう」とか「英検1級単語は使わない、というのは嘘だったんだ」という気持ちになれます。
その④:でた単を活用
覚えた単語をテストすることで、より定着させることができます。
その手段として、アプリ「英検1級でた単」を活用しています。
難しい単語をゲーム感覚で覚えることができます。覚えられない単語をまとめた、自分だけのオリジナル単語帳をアプリ内で作れます。
■これはお勧めしない勉強:失敗例3選
次に、「この勉強法だと単語を覚えるのはキツイ😭」という勉強スタイルも紹介します。勿論、私自身の実体験がベースになっています。
その①:単語帳だけしか使わない(長文とかリスニングもすべし)
単語帳のみに頼ってボキャビルしようとしても伸び悩みます。やはり、単語のイメージが湧かないと使えるレベルには到達しません。YouTubeの動画などを駆使して、覚えた単語が使われている場面を映像化できることが望ましいです。
その②:丸暗記に頼りすぎる
英検1級の単語は膨大な数があるので丸暗記するのは難しいです。語源知識を増やしたり、動画を使ったりするなどのひと工夫があると覚えられます。
その③:英検1級対策だけをする(もっと脳に負荷を掛けるべし)
簡単な英語だけを読んでいても、脳が成長することはありません。英検1級に合格したければ、それ以上の負荷を掛けるのがお勧めです。
例えば、TOEICに挑戦したり、TOEFLや IELTSの英作文に取り組んだり、あとは英字新聞を読んだりなどですね。
日々の習慣では、英検1級以上の練習をしておくと、試験本番が楽になります。
■オススメ参考書
それでは、英検1級単語を習得するためのオススメ参考書を紹介していきます。現在進行形で使っているものから、「この本のお陰で今がある」本まであります。
□出る順で最短合格!英検1級単熟語EX
現在進行形で使っています。具体的には、片道車で20分の車内でシャドウィングをしています。
単語帳を眺める時間があまり確保できないので、短期間で大量のインプットをするために、音声ベースで学習をしています。
英検1級の単語帳はたくさんあるので、自分が現在使っているものを集中的にやっつける気持ちでやれば結果はついてきます。
□英語の語源大全
語源知識を確保するには最適の1冊です。私は、この本の旧シリーズを使っていましたが、この本が最新版なのでこちらを紹介しています。
□Word Power Made Easy
英語マニアのための1冊です。語源を洋書で学んでみたい方はどうぞ。大学院生のときに、英語の授業で教えてもらって即購入しました。
■「楽しむ」と「訓練」のバランスが大切です
最後になりますが、英検1級の学習を「楽しむ」ことが継続の秘訣です。語源で知的好奇心を刺激したり、アプリでゲーム感覚でやったり、本物の英語を読み書きしてみたり。
それに加えて、ボキャビルは反復練習が不可欠です。1日の中で確保できる時間をルーティン化してみましょう。私は、「通勤時間」しか無いので、この時間だけは毎日欠かさずにインプットしています。
では、今回は以上です。